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『天井を制振&吸音して車内の静音化を目指そう』 クルマのボディは、薄い鉄板で構成されているので、走行中それらが共振し騒音となって車内に響きます。 そういった共振によるノイズや不要音をを低減させる作業を “ デッドニング ” と言います。 制振素材のレアルシルトに波状の表面を特殊加工した吸音材を合わせたデッドニングパーツで、これ一つで制振と吸音の効果を同時に得ることができる。ただし、材料としてのコスト(費用)は高い。 ・ [ 上段左 画像 ] 今回は、ヤフオクで購入。ダンボール姿で2箱(Lサイズ24枚分)が自宅に届いた。
以上のような必要なものを揃えたら、日程・場所を決めて作業を開始します。 .天井の内張りを取り外す。 ※内張りの外し方は、後日改めて紹介予定。 注意:内張りは触ると細かな繊維が飛び散り、目に入りやすいので保護メガネを着用して作業する。 →タントの天井内部を詳しく見たい方は、コチラの動画をどうぞ。 .天井に残った接着剤(以降“ブニュブニュ”と呼称)を、パネルはがしで除去していく。 →ブニュブニュの詳しい除去のやり方は、以下の動画をご覧下さい。 - タントの天井接着剤除去 - .下記の要領で、ブニュブニュを完全除去する。 ・ [ 上段左 画像 ] パネルはがしを擦って、ブニュブニュの残った残骸を除去する。 ・ [ 上段右 画像 ] 十分に振ったシリコンオフをブニュブニュ跡に吹きかける。 ・ [ 下段左 画像 ] ウェスで、シリコンオフごとブニュブニュ跡を拭き取る。 ・ [ 下段右 画像 ] ブニュブニュ完全除去成功。 →残り12体のブニュブニュも と の方法で全て除去していく。 .ルーフ(天井)と梁の接着箇所にサウンドシーラントを塗り込む。 フロント・2列目・3列目の梁と天井とを接着(ブニュブニュ)している箇所の補強として行う。 (場所によっては、純正の接着(ブニュブニュ)が剥離している為) ※出来れば、作業はここで一旦終了し、サウンドシーラントが完全に硬化するまで次の作業は待った方が良い。 .ルーフ(天井)全体をしっかり脱脂する。 レアルシルトアブソーブをしっかり施工する為、シリコンオフ&ウェスで念入りに脱脂を行う。 このとき、軍手などをして作業すると良い。(右の写真の箇所で指を切った為)
最後に、外した内張りや部品を元に戻して完了。 無事に施工が終わり、気になるのはデッドニングの効果・・・ 施工効果を比較するため、いくつかテストを行い以下の動画にまとめた。 - (タント)ルーフデッドニング施工効果比較 - いかがだったでしょうか。 最後の動画でもお伝えしてますが、今回のこのルーフデッドニングDIYは、 メリットとともに、デメリットもあります。 色々な所で情報を集めながら、じっくり検討するようにして下さい。 質問等がある方は、メールでお気軽にご連絡ください。 (お答えできることであれば、お答えします。) レアルシルトアブソーブ 世界トップクラスの制振性能を誇るレアルシルトとセキスイ独自の技術によって開発された 高発泡ポリエチレン「ソフトロン」とのハイブリッド構造で、高い制振性と吸音性を同時に得ることができます。 しかも、優れた断熱性を有しており、暖房の効きもUPします。 また雨水を吸い込まないので、ドアのアウターパネルにも安心して貼り付け可能です。 以上のように高い効果を発揮しますが、コストまで高いのが唯一の難点でしょうか。
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